足立区の未来
向けたアクション

小さな一歩の積み重ねで、
足立区の未来がつくられています。

2023.10.04
レポート

地域に愛され25周年続けられた感謝の気持ちを次の世代へつなげたい

オーガニック&ナチュラル「はる菜」店主の増田さん

作り手の想いが伝わる商品が並ぶ

七大アレルゲン不使用の大豆を使った「五家宝しょこら」(足立区アレルギーの会hoop共同企画商品)

本、お皿、おもちゃなどをリサイクルできる「どうぞお持ちくださいボックス」

店名の「はる菜」はパートナーの故郷・群馬県榛名山からいただいたもの。四季折々を美しく彩る榛名山のように、季節の野菜や果物が店頭を飾り、地元で愛される自然食品店を続けること25周年。その恩恵を地域に還元したいと活動されるオーガニック&ナチュラル「はる菜」の店主、増田さんにお話を伺いました。

PROFILE

オーガニック&ナチュラル はる菜

1997年11月五反野にオープン。自然食品に特化し、国内産の野菜や果物、生成方法にこだわった調味料のほか、肉、魚、有機大豆食品からヘナ、石鹸などの生活雑貨まで、健康のベースを整える安心な商品を取り扱い、地域のお店と連携した「あだち御朱印ラリー」(※)イベントなど、街と共生し合う活動の幅を広げています。
※御朱印ラリー
…2023年1月からスタートした足立区内のお店を巡るオリジナルの御朱印帳を使った御朱印ラリーイベント。

増田 浩一さん
オーガニック&ナチュラル「はる菜」店主。足立区出身、在住

オーガニック&ナチュラル はる菜

厳選された「持続可能な生活を支える品」を届けたい

20代のころ、飲食店経営を目指し修行中だった増田さん。魚、肉、野菜など食材の知識や流通などを学ぶなか、多忙で不規則な食生活が原因で体調を崩し、不眠症に。今まで勉強した知識を活かし、まずは食から、と調味料ひとつから選びなおしたそうです。「自分の体に合うものを少しずつ探し、替えていきました。砂糖や油など、合わないものは体にピリピリとした感覚が出るんです(増田さん)」

ご自身が必要とする食べ物やスキンケアのお店が家の近くになかったこともあり、ならば自分で手掛けようと自然食品を扱う「はる菜」を足立区五反野でオープンすることに。「手をかけて作られたものはやっぱり美味しい!そしてカラダも心地いい!」をモットーに、現在の西新井へ店舗を移し創業25年目を迎えました。

お客様にはアレルギーの悩みをお持ちで、安心な品を求めていらっしゃる方の姿も。また、大量生産、大量消費型ではなく、持続可能な生産方法など、こだわりの視点で選ばれた品が並ぶ店内には、モノを使い捨てにしないための「どうぞお持ちくださいボックス」など、リサイクルコーナーも活用されています。

お客様だった方から誘われて街のイベントに参加したり、お店に置く商品のレパートリーが増えたり。「地域の皆さんに支えられ、ここまでこられた実感があります。子ども食堂へのくずれ梅の提供も、イベントやマルシェへの参加も、声を掛けてくださった皆さんがいたからこそ。今度は自分が地域の方や若い世代を応援できるような活動をしていきたいと考えています」

関連するSDGsゴール

目標11
目標12

Words for the Next!

未来の足立を見据える「はる菜」増田さんの語録

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ライター

足立区の魅力を教えてください。

増田さん

良くも悪くも人が良くて少しおせっかいなところ。顔見知りになると、「困っているのかな?」「助けがいるのかな?」と遠くから見守りつつ、手を差し伸べてくれる、そんなつながりが生まれる街だと思います。環境的にも緑が多くて住みやすい街ですよ。

ライター

区の未来に、どんな可能性を感じていますか?

増田さん

飲食店はもちろん、お客様とのゆるいつながりから、商店街のマルシェや子ども食堂、「ナナシノウィーク」(※)などいろんなイベントに声をかけてもらう機会が増えています。2023年の「あだち御朱印ラリー」では60以上の店舗にご参加いただき、「誰かのために」「人を応援したい」と活動される方々がたくさんおられることをあらためて実感しました。

これからも枠や形式にとらわれず、「こんなことしたらおもしろい?」そんなアイデアにトライできる街、やりたいことを選択できる街に成長していく可能性を秘めていると思います。

※ナナシノウィーク
…足立区梅田周辺にある個人店が集まって結成された架空の商店街、「ナナシノ商店街」が毎年恒例で行う一週間限定のイベント。
 

ライター

「あだち御朱印ラリー」では委員長も務められましたね。今後のアクションはどんなことを?

増田さん

あだち御朱印ラリーは実現までに時間がかかりましたが、参加された皆さんが、ほかにはないものを、とアイデアを出し合い、たのしい企画が実現できました。今後は「はる菜」をさまざまな方々からの協力で25年間続けてこられた感謝を、次の世代へ恩返ししていきたいです。支えられた自らが、若い世代を応援できる立場へ。新しい世代が活躍できる社会づくりにも参画していきたいですね。