足立区の未来
向けたアクション

小さな一歩の積み重ねで、
足立区の未来がつくられています。

2023.12.14
レポート

環境対応のパッケージや「紙製ハンガー」の提案で脱・プラスチック社会へ

環境にやさしい紙ハンガーを開発

田中勲さん

紙製のエコハンガーで脱・プラスチックを応援

環境への配慮の印「FSC認証マーク」

ベジタブルオイルインキで作られたコースター

地球や人にやさしい環境作りを目指し、紙やインクの改善など印刷技術を磨き続ける株式会社田中紙業さん。プラスチック削減のため、紙製ハンガーを開発したり、小学校へSDGs授業の出前講座をしたり。紙のリサイクル現場から地球にやさしい製品開発への探求を続ける、田中勲さんにお話を伺いました。

PROFILE

株式会社田中紙業

昭和56年創業。紙箱・化粧箱、各種パッケージをはじめ商品ディスプレイ(什器)、POP、封筒・紙製うちわなどすべての製品をオーダーメイドで設計・製造から販売まで行っています。

株式会社田中紙業
https://www.tanaka-shigyo.co.jp/

田中勲さん
足立区出身。宅地建物取引士・行政書士・測量士

株式会社田中紙業

「紙ハンガー」で脱・プラスチック社会を目指しSDGsにつながる活動へ

50年前から古紙のリサイクルをしていた株式会社田中紙業さん。SDGsが誕生する前から資源を大切にするお仕事を続けられています。印刷業が事業に加わり、石油系のインクから環境にやさしい植物油のベジタブルオイルインキへ変更したり、2021年9月にはFSC認証を取得し、森林保護に配慮したサトウキビ由来のFSC認証紙を採用するようになったりと、環境保護を意識した事業内容へと変化を続けられているそうです。

「化粧品のパッケージやお菓子の包装箱など、取引先からも環境を考慮した製品が選ばれる時代になってきています。僕自身も、環境問題や資源を大切に扱うリサイクルの視点から、小学校へ出前講座に行き、未来を担う子どもたちへSDGsゴール目標達成のため現在の課題を伝える活動を続けています。地球では3秒間にサッカーコート1.3面分の緑が失われている(※)、という話を聞くと、子どもたちだけではなく大人も驚きますよね。(田中さん)」

子どもたちは大人が思うより物事を理解する力があると感心することが多いそうです。SDGs普及のための出前講座では、何が学べるのでしょうか?「SDGsを改めて意識することで遠くの国を身近に感じたり、世界の外へ関心を持てたり。子どもたちと一緒に人や環境を思いやる気持ちを育てていくことができるんです。(田中さん)」

仕事を続けながら宅地建物取引士、行政書士など資格取得の勉強も続けてこられた田中さん。仕事も勉強もコツコツ努力を重ねたことが実を結び、取引先からのリピート率は8割以上の信頼と実績があります。子どもたちと一緒に成長する喜びを感じながら、今後も足立区で小学校への出前授業はもちろん、環境にやさしい「紙製ハンガー」など、新製品の開発にもチャレンジし続けたいと、日々勉強や地域活動を続けられています。

(※)『FSCジャパン』中高生向け授業料教材より

関連するSDGsゴール

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目標15

Words for the Next!

未来の足立を見据える「株式会社田中紙業」田中勲さんの語録

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ライター

足立区の魅力を教えてください。

田中さん

だまだ知られていない美味しいレストランや、舎人公園など緑豊かな環境も多く、福祉も充実していて住みやすい街です。有名なヨックモックも足立区梅島に最初の工場(現・株式会社ヨックモッククレア東京工場)があったんですよ。

ライター

ヨックモックさん!世界的にも人気のお菓子ですよね。足立区のポテンシャルはまだまだいろいろとありそうですが、他にはどんな可能性を秘めていると思われますか?

田中さん

足立区はいち早くSDGs未来都市、自治体SDGsモデル事業のダブル認定を受けられていますし、環境面でも日本を引っ張っていってほしいと願っています。

ライター

これからチャレンジしてみたいことはありますか?

田中さん

足立区環境政策課やSDGs未来都市推進担当課などが主催する区のイベントに参加したり、小学校の出前授業を続けたりと、今後も勉強しながら活動を継続していきたいです。株式会社田中紙業の取り組みでは森林保護やプラスチック削減につながる新製品の開発、改良をしながら地球にやさしい環境づくりに貢献できるようなSDGs活動を続けていく予定です。