足立区の未来
向けたアクション

小さな一歩の積み重ねで、
足立区の未来がつくられています。

2026.02.06
レポート

もっと気軽に、もっとそばに。親と親、親と子の交流を促進し、親子で自由に楽しく笑いあえる時間をつくりたい

足立区のキャラクター・せんきょけん「エラビ→」のお手製着ぐるみを着たなかむらさん

パネルシアターで使うグッズも手作りです

ぐるぐる博では多数の企画を用意しました

足立区のキャラクターを模した着ぐるみやパネルシアターなど、手作りの制作物で子どもたちを楽しませるのは、足立区を中心に親子向けのイベントを開催する「ほっとぷ~」のなかむらさん。2025年11月には「ぐるぐる博 in 来た!アヤセ 2025」にも参加し活動の幅を広げるなかむらさんに、イベントの様子や活動に込めた思いについて伺いました。

PROFILE

ほっとぷ~

お母さんたちが「ほっ」と一息ついて、親子で「ぷっ」と笑ってしまう、そんな楽しい場所にしたいという思いから名付けられた「ほっとぷ~」。足立区内で、未就学児とその親を対象とした親子向けのふれあい遊びやワークショップなどを開催しています。

なかむらさおりさん
足立区在住。「ほっとぷ~」にて親子向けのイベントやベビーマッサージ教室などを開催。

ほっとぷ~

親子のそばに、「ほっ」と笑顔あふれる時間を

「ほっとぷ~」のはじまりは、自身のお子さんを連れて訪れた近所の児童館からでした。当時、2人の小さな子どもを抱えていたなかむらさんにとって、公共交通機関を利用して遠くまで遊びに行くことはハードルが高いもの。そんなときに、近所で工作やふれあい遊びなどを企画して遊べる児童館の親子向けイベントに出会い、「お金を掛けずに子どもが遊べる場所が生活圏のすぐそばにある」ことのありがたさを感じたそう。親同士の交流も生まれ、一人で思い詰めがちだった育児の救いとなった経験から、自身も親子同士の交流の場を提供する側になりたいと考えるようになりました。

以来、お子さんが大きくなってからもイベントの企画や手伝いを続け、親子対象のイベントに携わる中で「ほっとぷ~」が誕生。ベビーマッサージの資格を取得して講座を開いたり、児童館以外の場所でもイベントを開催したりとその活動は幅を広げていきました。活動の根幹にあるのは、親子が自由に楽しく毎日を過ごしてほしいという思い。そのために、育児や生活に行き詰まったときの気分転換や親子の遊び方のヒントとなるようなきっかけの場所をつくりたいと考えています。

2025年11月には、北綾瀬のしょうぶ沼公園にて開催された「ぐるぐる博 in 来た!アヤセ 2025」に参加。飲食店や物販、体験コーナーなど80以上のブースが連なる中で、読み聞かせやパネルシアター、クリスマスブーツづくりのワークショップなどを体験できるブースを出店しました。ブース出店だけでなく、身体を使ったゲームやダンスなどを行うステージイベントにも、足立区のキャラクターである、せんきょけん「エラビ→」の自作着ぐるみを着て登場。予想を超える盛況ぶりに、「子どもたちが汗だくになるまで夢中になって楽しんでくれたことが一番嬉しかった」となかむらさんは振り返ります。

ぐるぐる博への出店は、「ほっとぷ~」の活動としては数年ぶり。「やってみたい人、大募集!」のキャッチコピーに惹かれて参加を決意したそうですが、実は屋外で不特定多数の人が訪れるオープンイベントは初めてだそう。なるべく参加費をかけず、企画で使う材料も新聞紙などの身近な再利用できるものを使用したりみんなが知っている歌を選んだり…。こだわったのは、「気軽に参加してもらえること」。多くの人に楽しんでもらえるよう試行錯誤を重ね、当日は多くの家族連れで賑わいました。「改善点もありましたが、またぜひ参加したい」と話すなかむらさん。自身も活動を楽しみつつ、みんなが自由に楽しく過ごせる未来に向けて、今後の活動にも意欲を燃やします。

関連するSDGsゴール

目標11
目標12

Words for the Next!

未来の足立を見据える「ほっとぷ~」なかむらさんの語録

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ライター

ぐるぐる博を終えて、イベントの感想はいかがでしょうか。

なかむらさん

初めての屋外でのオープンなイベントでどんな方が来られるのかなと思っていたのですが、やっぱり飛び込みでも興味がある人が来てくれるという部分は変わらないな、という印象でした。なので、今後もいろいろできそうだなと思いつつ、改善できるところは改善していきたいですね。

ライター

今回の経験は、今後にどう生かしていきたいですか。

なかむらさん

簡単で気軽にできるものを提供したい、というスタンスは変えずにいたいです。一番の目的は親子で楽しんでもらうことなので、例えばワークショップで上手く作れなかったとしてもその時間が「楽しかった」と思ってもらえるようなイベントを目指したいです。

ライター

最後に、活動のテーマと今後の展望についてお聞かせください。

なかむらさん

テーマとしては、親子で楽しく時間を過ごしてほしい。育児を頑張る中で、地域とのつながりがなくて孤立してしまうお母さんたちもいるので、そういったときに気軽に参加できる距離に親子向けのイベントがあればいいなと思って、今後も場所や機会を探しつつ活動を継続していきたいです。