向けたアクション
小さな一歩の積み重ねで、
足立区の未来がつくられています。
竹の塚がつないだ縁。コーヒーを楽しむ間口を広げ笑顔が生まれる一杯を提供したい
コーヒーの味や産地の特徴に合わせたキャラクターが目を惹くドリップパック
「足を運んでくれた方に、元気になって帰ってほしい」と話す緒方さん
親しみやすいイラストを使用したロゴやキャラクター
かわいらしい動物の絵が描かれたドリップパックが目を惹くのは、実店舗を持たずにイベント出店などで活動するコーヒー店「428coffee(よつばコーヒー)」。バリスタとして働いていた経験と持ち前の明るさを生かして、「元気になれる一杯」を提供する店主の緒方さんに、お店のこだわりや今後の目標についてお話を伺いました。
PROFILE
428coffee
月に1~2回、竹の塚のレンタルスペース「シェアぞう」やレンタルキッチンなどでイベント出店を行うコーヒー店。ドリップコーヒーや水出しコーヒー、ミルク出しコーヒーなどのテイクアウトドリンクの提供や、オリジナルのドリップパック、コーヒーかすを使った消臭剤の販売などを行っています。
428coffee
https://www.instagram.com/428_coffee_1day/
- 緒方さやかさん
- 「428coffee」店主。
428coffee
コーヒーをもっと日常に、手に取りやすく。
「428coffee」の名前の由来は、幸運を運ぶ四つ葉(428)と、緒方さんの誕生日であり大好きな象の日でもある4月28日から。前職はバリスタとしてコーヒーに携わる仕事をしていた緒方さんは、一度飲食業界を離れ別業界に転職してからも、また自分の手でコーヒーを届けたいという思いを抱えていました。そんな時、誕生日に偶然訪れた竹の塚で出会ったのは、象のマークが目印のレンタルシェアスペース「シェアぞう」。この運命的な出会いに背中を押され、竹の塚の地から「428coffee」の活動は始まりました。
お店を運営する上で大事にしているのは、訪れたお客さんとのコミュニケーションです。実は、緒方さんは、仕事として関わるまではコーヒーが苦手だったそう。そんな経験も話の糸口にしながら、会話を通じてお客さん一人ひとりのその時の気分に寄り添った一杯を提供しています。目指すのは、「手に取りやすく、気取らなくていいコーヒー屋さん」。お店で扱う4種のコーヒー豆には、果実のような風味のあるエチオピア産のものには「ベリーキュートなヤギのレモンちゃん」というように、産地や味の特徴に紐づけた名前を付けています。幼馴染が描いた愛らしいキャラクターイラストのパッケージも相まって、コーヒーに詳しくない人でも手に取りやすく、会話のきっかけになることもあるそうです。
最近では、足立区のSDGsイベント「ぐるぐる博in 来た!アヤセ 2025」への出店をきっかけに、普段なら捨ててしまうコーヒーかすや期限切れの豆を活用した消臭剤の販売も開始。活動を通じてSDGsをより身近に感じるようになった緒方さんは、その経験から「小さなことからでもSDGsアクションは起こせる」ことをお客さんにももっと伝えていきたいと話します。今後は、コーヒーかすを肥料として再利用するなどさらなる活用方法も検討中です。
現在は、「シェアぞう」をはじめとしたシェアスペースやレンタルキッチン、マルシェイベントへの参加など、足立区内外で月に1、2回ほどの活動を続けている緒方さん。イベントでは、パッケージイラストに興味を持って足を止める方も増えたといいます。「いつか、自分のお店を構えたい。」そんな大きな目標に向かって、今日も誰かの日常に寄り添う至福の一杯を、心を込めてお届けしています。
関連するSDGsゴール
Words for the Next!
未来の足立を見据える「428coffee」緒方さんの語録
ライター
お店をはじめるまでは竹の塚にはあまり馴染みがなかったとのことですが、実際に活動されてみて街の印象はいかがですか?
緒方さん
お客様から街の情報を教えてもらうことも多く、フランクな方が多い印象ですね。コミュニケーションを大切にしているうちのスタイルにも合っているんじゃないかなと思います。
ライター
これまでの活動の中で印象的だったことはありますか?
緒方さん
コーヒー屋さんだと知らずに、コーヒーが苦手な方がふらっと訪れてくれることがあるんです。そんな時にミルク出しコーヒーや試飲をおすすめしたら、「飲めるようになったかも!」と言ってくださることがあって。自分も昔は苦手だったので、お話しているうちに「飲んでみようかな」という気持ちになってくれたことが嬉しくて、印象的でしたね。
ライター
最後に、今後の目標についても教えてください。
緒方さん
今はバリスタ時代の知り合いの焙煎士の方から豆を仕入れているのですが、ゆくゆくは自分で焙煎したコーヒー豆のドリップも販売したいと考えています。キャラクターの構想も進めているので、商品化に向けて進めていきたいです。