【開催報告】「僕たち私たちの夢の公園」~海外の遊具を体験しながら英語を使ってワクワク想像力を広げてみよう!~ アロハインターナショナルプリスクール
あだちSDGsパートナーであるアロハインターナショナルプリスクール主催のイベント、「『僕たち私たちの夢の公園』~海外の遊具を体験しながら英語を使ってワクワク想像力を広げてみよう!~」が2025年3月25日(火)にあやセンター ぐるぐる(足立区綾瀬)で開催されました。
今回のイベントでは、同じくあだちSDGsパートナーで、ブランディングデザイナーの下出誠氏もコラボ。
アロハインターナショナルプリスクール代表の晝間由佳氏の思いとイベントの様子を取材しました。
●イベント概要●
日時:3月25日(火)13:00~16:30
場所:あやセンター ぐるぐる
内容:
・ガラスに「夢の公園」を描こう(ガラスアート)
・海外の遊具で遊んでみよう
・「生き物探し」や「生き物にとって良いコト・悪いコトどっちだ」ゲーム
・コーンスープ、フルーツポンチの提供
■「地球を共有している」ことを知って欲しい
アロハインターナショナルスクールは、0歳9カ月から小学校6年生までを対象にAll Englishのバイリンガル教育を行う学校です。
「子どもたちには答えを教えてくれることを待つのではなく、身の回りの小さなことから体験し、考え、気づき、行動に移すことを繰り返し行いながら、 自分で考えることを楽しみ、間違えを恐れずに冒険をしてほしい」
同スクール代表の晝間氏はこの想いのもと、自ら考え、探求し、答えを導く「探求型概念学習」を展開してきました。
今回のイベントでも子どもたちの主体的な学びを推進することに着目した、様々なアクティビティーを準備。
あやセンター ぐるぐるの会場には、自分たちが考える「夢の公園」をガラスに描くガラスアートや色んな遊び方を模索できる海外の遊具、同スクールが考えたゲームなどが並んでいました。
様々なアクティビティーの中でも、今回のイベントで特に晝間氏が子どもたちに伝えたかったことを体現したのが、「生き物探し」や「生き物にとって良いコト・悪いコトどっち
だ」ゲーム。
公園を模した大きな模造紙内に隠れた生き物を探したり、「空き缶」や「枯れ葉」などのモノが生き物にとって良いモノなのか悪いモノなのかを仕分けていく内容のこのゲームを通して晝間氏が伝えたかったこと―――それは、「私たちは私たち以外の生き物と場所を共有しているということ」。
ゲームをする子どもたちからは、「バタフライ」や「ラビット」など先生が話す生き物の名前を繰り返し言いながら生き物を指さす様子や、先生が「Good?」「Bad?」と何度も聞くことによって、良い・悪いの意味を理解していく様子が窺えました。
晝間氏は、「答えを与えるのではなく、子どもたちが自ら考えて答えを導き出せるようにアドバイスを与え続けることが私たち教育者の大きな役割だと思っています。これらのゲームが子どもたちの気づきのヒントになり、また、このゲームを通して、繰り返し英単語を話すことで、子どもたちは自然と英単語も学んでいきます」と話します。
■世界で唯一の寝転んで遊べる遊具が大人気に
今回のイベントで最も子どもたちの注目を集めたのは、子どもの遊び場を設計・施工を行う株式会社アネビーが提供した、世界で唯一の寝転んで遊べる遊具「ドラゴンフライ」でした。
スウェーデンで約70年の歴史をもつヨーロッパ最大の公園施設メーカーHAGS(ハグス)がつくった遊具で、新感覚シーソーとも呼ばれるこの遊具は、バネで真ん中に戻る仕組みになっており、ひとりでも、皆とでも遊ぶことができます。また、ヨーロッパ規格「EN1176」に準拠した遊具であり、安全性も担保されているそう。
実際に、子どもたちは初めて見て・触れる遊具に興味津々で、身体を反らせたり、前傾になったりして上手くシーソーを動かしたり、ひとりで寝そべったまま、真ん中のバネを足で押して揺らしたりと、自分たちなりの遊び方を見つけていました。
■足立区の子どもたちがより気軽に来られるイベントへ
終始、子どもたちの楽しそうな声が響きわたり大盛況で終わった今回のイベント。
参加者には、同スクールに通っている子どもたちが多かったものの、通りすがりの一般の親子など、合計で約50組もの親子が来場しました。
参加されたお母さんたちからは、子どもたちがすごく楽しそうで良かったといった感想が多く寄せられ、感想からも子どもたちが各々の好きなことを探求している様子が窺えました。
「息子は蝶々が大好きで、先生がバタフライと言いながら持ってきてくれた蝶々のイラストを興味津々に見ていました」
「ドラゴンフライが気に入ったようで、何回も乗っていました!」
「卒園生で、久しぶりに先生に会えたのがうれしいのか、先生とずっとおしゃべりして満足したようです」
今回コラボした下出誠氏は、「初めてアロハインターナショナルスクールに通う子どもたちに会いましたが、一人の女の子が『ホワイトプリーズ』と僕に白色のペンを要求してきた時にはとても驚きましたし、感心しました。自由に表現したり、頭ではなく肌で感じてもらう経験をしてもらいたいという思いで今回コラボしましたが、僕の方が色んな刺激をもらう良い経験になりました!」と一言。
晝間氏は、「英語が初めての子どもたちも積極的にゲームに参加する姿が見られて、子どもたちができないことにでもチャレンジしてくれたことは良かったなと思いました!あやセンター ぐるぐるでのイベントは初めてだったこともあり、色々と手探りでしたが、この経験を活かし、次は足立区の子どもたちがより気軽に来られるようなイベントを考えたいです」と今後の意気込みを語りました。